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感情労働としての対人援助職 個人と組織のストレス・その影響と対策

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 感情労働(Emotional Labour)と聞いたことありますか?「肉体労働」や「頭脳労働」に続く第3の労働形態として「感情労働」が近年注目されています。直接に人に接する仕事をイメージしてみてください。営業・接客・医療・福祉・教育などの従事者、各種のカウンセラー、官民問わず苦情処理の係など。それらの人たちには、共感や傾聴や受容ということを労働の中で求められています。

 そういった中で、感情労働としての対人援助職者が、他者の傷付きを見聞きしケアしようとする過程で自ら心理的に疲弊してしまうことが多々起こります。心身症や依存症になったり、利用者に対する虐待やネグレクトを行ったり、仕事上のミスを犯したり、スタッフ同士の関係に亀裂が生まれたり。それを防ぐにはどうしたらいいのか、そうなった場合にどう対応したらいいのか…というお勉強をちょっとだけして来ました。講師は日本赤十字看護大学名誉教授の武井麻子先生でした。ちょうどいい時期に先生のお話を聞き、グループで語り合うという体験ができました。

社会や職場での取り組みとして
 ・援助職者も人間であることを認め、我慢や頑張りを奨励しない
 ・共感疲労の可能性について常に話し合い、共感疲労に陥っている人にいち早く気づく
 ・スタッフひとりに抱え込ませず、ミスや事故を個人の落ち度にしない
 ・プライベートな生活を充実できるよう、勤務体制や労働条件に配慮する
 ・体験を語り合う時間と場を公式に確保する

仲間同士が自由に語りあえる職場の雰囲気を作り出す⇒雑談の効用

ストレスをしなやかに跳ね返し回復する力を育てる
 ・健康な自己中心性を持つ
    時間的・空間的・進路的な境界を明確にする
    自分の限界を認める
    人との関係を保ちながら自己主張する
    自分だけのための時間や空間、楽しみを確保する
 ・立ち止まり、体験を振り返って考える
 ・感情に振り回されず、感情を言語化する
 ・グループで感情について語り、他者の語りを聞く

語ることは、自己と世界への信頼関係を取り戻すこと!希望の回復!

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by wkikyoko | 2018-02-03 23:49 | つどいの広場いいづか | Trackback | Comments(0)