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あそびをせんとや ~あそびっこ~

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本を読んだり、舞台を観たり、後は何をしようかな?実は虫好き。変なもの好き。

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ビブリオバトル@長崎屋

 ビブリオバトルとは、みんなで集まってひとり5分間で本を紹介。その後2~3分間の質問タイム。それを繰り返し、最後に読みたくなった本(=チャンプ本)を参加者全員で投票して決定するスポーツのような書評会です。

 紹介の際に必要なものは、本とカウントダウンタイマーだけ。後は、紹介者が自分の持ってきた本がいかに面白いかということを、熱く語ります。レジュメは準備せず、パワーポイントなども利用せず、生の語りで紹介するのです。



 私もビブリオバトルについては本当に数日前に知ったのですが、その会場が内野の長崎屋ということで俄然興味がわいてきて、ちょっくら参戦の運びとなりました。知ってる人はfacebook繋がりのI女史だけ。期待と不安のドキドキ初体験!

 面白いのが主催の方々なのですが、一応主催者は本屋さんの方なんだけど、どんな集まりが元になっているのかというと、古民家好きの方々。横浜でIT関係の仕事をしてる方と、北九州で古民家の再生などしてる大工さんとが意気投合したのがきっかけなんですって。そこで古民家に関するコミュニティーができ、古民家の魅力を広く知ってもらう活動のひとつとしてビブリオバトルがドッキングしたというわけ。かな?

 で、ビブリオバトル。発表者ばかりでなく、聞くだけの参加もOK。自分の好きな本を自分の好きなスタイルで発表すればいいのだから、老若男女誰でも参戦できます。今夜の最年少は3歳のボク。大好きなムシキングの本をにこにこ撫でまわしページを繰って、この本大好き!をアピールしてくれました。他には横浜名物シュウマイ弁当の秘密を明かす本や、高田純次の生き方が好きだから彼の本を紹介とか、着物を日常的に楽しむための本や、60歳から執筆を始めた作家の歴史小説や、神様との対話を描いた本や、子どものころから大好きで何度も何度も繰り返し読んだ「星の王子さま」など。

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 私が選んだ1冊は、「話虫干」。話虫のために書き換えられてしまった本の内容を元に戻そうと本の世界に入り込み奮闘する図書館職員の話。図書館職員が入っていった本は、夏目漱石の代表作「こころ」です。お蔭さまで見事チャンプ本に選んでいただけました。

 バトルの後は、長野ばあちゃん達の手作り郷土料理を囲んでの交流会。本の話、古民家の話、和服の話…いろんな話に花が咲いた楽しい時間でした。1週間かけて九州や関西の古民家を巡る旅の途中の主催者グループ。久留米や大分からいらっしゃった方。地元からの参加者。そして内野でのお世話をしてくださってる方、多士済々です。初めましてが多いのに打ち解けて話ができるのも、古民家ならではの場の力なのでしょう。

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話虫干

小路 幸也 / 筑摩書房


by wkikyoko | 2012-08-07 23:58 | 図書V(交流・学習etc)