あそびをせんとや ~あそびっこ~

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本を読んだり、舞台を観たり、後は何をしようかな?実は虫好き。変なもの好き。

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悲しい人魚達

「溺れる人魚」 島田荘司:作 (原書房)

 島田荘司(しまだ・そうじ)、1948年広島生まれ。推理小説家。「御手洗潔」「吉敷武史」シリーズで有名‥‥だそうですが、私、全く知りませんでした。新着図書の棚から手に取ったのは、題名に惹かれたので。ロマンチックな話かと思って読み始めたのですが、科学&歴史ミステリーといった感じでした。

   「溺れる人魚」
   「人魚兵器」
   「耳の光る児」
   「海と毒薬」


 表題作の「溺れる人魚」はロボトミーの悲劇。他には、第2次世界大戦時のナチスによる遺伝子操作実験の話や、500年以上も歴史をさかのぼっての人種に絡む国家的な陰謀の話など。 
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by wkikyoko | 2006-07-30 23:31 | 読書(その他) | Trackback | Comments(0)

世界でたった1匹の犬

「ラスト・ドッグ 」 The Last Dog on Earth
 ダニエル・アーランハフト:作 金原瑞人・秋川久美子:訳 (ほるぷ出版)


 ローガンは14歳。彼には大嫌いなものが山ほどあった。大嫌いリストの内容はその時々で変わるけれど、義父の名だけははずせない。義父のロバートはなんでも知ってる独裁者。ローガンの大事なものを取りあげ、欲しくないものを押し付けようとする。いつだってそうだ。母は、問題が起きるといつも何かに隠れてその場をやり過ごそうとする。実の父は、ローガンが7歳のとき、家も家族も捨てて一人の世界にこもってしまった。それ以来逢っていない。
 そんなローガンの許に1匹の犬がやってくる。野犬だったメス犬のジャック。ちょうど時を同じくして、街には犬を媒介とした恐ろしい伝染病が蔓延し始め、人々はパニックになる。病気のせいで凶暴になってしまう犬。政府は犬を隔離処分することで事態の鎮静化を図ろうとする。だけど、ローガンとジャックはただの飼い主と飼い主じゃなかった。唯一の友達。仲間。命がけでお互いを求め合い、助け合おうとして戦った‥‥

 金原さん、 犠牲の妖精たちでは文句言いましたが、今回あたりでした。よかったです。「最後には、話は見事に終わる。こう終わるしかないし、こう終わらないと納得できない。しかしそれでも悲しいしせつない。もちろん、ほのかな希望の予感はあるが、手放しのハッピーエンドではなく、ある種の苦々しさや、あきらめのようなものも残っている。だがなにより、主人公ローガンのたくましい成長ぶりがうれしい。」との、金原さんの言葉どおりです。
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by wkikyoko | 2006-07-30 23:08 | 読書(児童書・YA) | Trackback | Comments(0)
ちくほ図書館にあるゴフスタインの絵本
   「生きとし生けるもの」 (ジー・シー) 1990年5月
   「私の船長さん」 (ジー・シー) 1996年10月
   「おばあちゃんのはこぶね」 (すえもりブックス) 1996年11月
   「ゴールディーのお人形」 (すえもりブックス) 2003年10月
   「ピアノ調律師」 (すえもりブックス) 2005年08月


 最初にゴフスタインの絵本を見つけたのはNちゃんです。何年か前に学校の図書館から小ぶりで地味な色合いの絵本を借りてきました。それが、「私の船長さん」。棚に飾られた小さな木彫りのお人形が、段違いの棚にあるミニチュアの漁船にいるだろう船長さんの事を想像豊かに思い続けるお話。シンプルで優しい絵と、静かな暖かさのあるお話に惹かれました。

 その後も、積極的に見つけようとは思わないのに、ふいと図書館の本の間から私を呼んでいるような気がします。「おばあちゃんのはこぶね」では、人も物も長い間大切にされる幸せを感じさせてくれました。「ピアノ調律師」は、本当に好きなことを見つけてそれに向かっていく幸せかな。どのお話も素敵です。
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by wkikyoko | 2006-07-30 08:32 | 読書(絵本) | Trackback | Comments(0)

子ども夜市速報!

  第12回子ども夜市 7月29日(土)18:00~20:00 本町商店街
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          今年も元気な子ども達のお店が並びました。


子ども夜市では、
 ①売る物は、子ども達が作るか考えるなど工夫する。
 ②値段の付け方からもうけの出し方、使い方も子ども達が自身で考える。
 ③子どもの自主性を大切にする。大人は見守りの姿勢でかかわる。
 ④利益の一部を地域社会および世界の子どものために役立てる。

そのことにより、
 ①子どもが自分の考えを実行に移す為に、
  乗り越えなければならない現実の壁に自分でぶつかる事を体験する。
 ②仲間と一緒に問題を自分たちで解決していく力を身につける。
 ③当日までの準備を通し、段取りを考え、計画し、実行していく力を身につける。
 ④地域や世界に目を向け、社会の一員として自覚が芽生える。

 この企画を通して子ども達は、本物のお金を使うことでお金を稼ぐことの大変さを知り、働くことの喜びと苦しみを体験していきます。また、利益の一部をチャリティーとして寄付することで、地域や世界の子ども達に目を向けるきっかけにもなっています。子ども夜市に参加する事を決めた子ども達は、話し合いを重ね、試行錯誤を繰り返して売れ筋の品物を研究し、当日を迎えます。その中で、大きい子が小さい子に作り方を教えたり、自分の考えを発表したり、相手の考えを聞いたりなどしながら、どんどん自主的に動いていきます。
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by wkikyoko | 2006-07-29 22:22 | わいわいキッズ(活動) | Trackback(2) | Comments(4)
「俺たちに明日はない」
      Bonnie and Clyde 1967年 アーサー・ペン監督 米

f0101679_1133386.jpg This is Bonnie.
 This is Clyde.
     They’re young.
     They’re in love.
     They kill people.


 少し古い映画を観たかったの。ちゃんとした邦題がついていた頃の映画です。
 1930年代恐慌時代のアメリカの実話に基づいて作られた「俺たちに明日はない」は、アメリカン・ニューシネマの草分けと言われています。

 最初はそんなつもりじゃなかったのかもしれない。銀行強盗なんていうのも口からでまかせだったのに、どんどん深みにはまっていく2人。衝撃のラストシーンまで、明るくもの悲しく進んでいきます。逃亡の途中でボニーの家族と過ごすピクニックの幻想的なシーン、それからクライドの優しい手が好き。バックに流れているバンジョーの曲も印象的です。

 実際の「Bonnie and Clyde」に関する関連ページ その1その2

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 ところで、全く雰囲気は違うけれど、クライド役のウォーレン・ビーティが監督主演した「天国から来たチャンピオン HEAVEN CAN WAIT」(1978)は、デートの時に観た映画。杢グレーのパーカーを真似して買ったんだ。ずっと捨てないで取っていたら、娘達に見つかって着回されています。
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by wkikyoko | 2006-07-28 11:25 | その他鑑賞(映画等) | Trackback | Comments(0)

ひょ、評判がぁ‥‥

 夏休みに観に行こうと思っていたジブリとディズニー。それほど期待していたわけではなく、でもあの「ゲド」だし‥だってやっぱり「ジョニー」だし‥と、思っていたのに。どちらもあまりにも評判が悪すぎるぅ。

 「ゲド戦記」が、原作の第1巻ではなく第3巻がメインだと分かった時には、映画がコケたときの用心かしらと思ったの。第1巻をまず映画化したら、当然シリーズで続くってみんな期待するでしょう。でも1作だけで打ち切りになったりしたら、「評判が悪くって続けられなかった。」とずっと言われなくっちゃならない。だけど第3巻がメインなら、1作だけで終わったにしても「最初からその予定でした。」と製作者サイドは言い張れる。思いのほか好評なら、「スター・ウォーズ」のように最初のエピソードに戻って行けばいいしね。だけど、なんてったってジブリはジブリなんだから、って思いもあったわけでして。ああ、それなのに‥‥です。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、いいの。ディズニーだろうがなんだろうが、ジョニー・デップが出てるんだから。彼のなりきりぶりを観てるだけで楽しいよね、って思ってたわけでして。でも、こちらは予想外に1作目が良すぎたんで勢いづいて2・3作目をとにかく作ったような感もあったしね。Nちゃん、楽しみにしてるのになぁ。私のテンションがどんどん下がっていってます。

 ええい、いっそのこと、実写版「ハイジ」を観てすがすがしい気持ちになろうかしらん。それともアニメ映画「時をかける少女」もいいかな。
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by wkikyoko | 2006-07-26 23:24 | その他鑑賞(映画等) | Trackback | Comments(4)
7月26日(水) 14:00~16:00 飯塚市秋松「いおり」にて
参加費:2000円 講師:濱崎けい子さん(二人の会)


今日の参加者:4名

今日のメニュー:発声練習
          「これはのみのぴこ」 (谷川俊太郎)
          「かく」(川崎洋)
          「さかさのさかさはさかさ」 (川崎洋)
          「へんしんトンネル」 (あきやまただし)
          村山籌子作品集〈1〉「リボンときつねとゴムまりと月」
          「おっと合点承知之助」 (斎藤孝)

 「人前で本を読み始めて数年目にして、ちょっと壁にぶつかっていたのです。」と、直方のFさんが初参加。濱崎式の朗読はいかがでしたか?ここでは思いっきり自分を出して表現します。次回もぜひどうぞ。

初心者大歓迎! お問合せはわいわいキッズいいづかまでお願いします。
            このブログのコメントでの問合せや参加申込みもOKです。
            非公開コメントにできますので、お気軽にどうぞ。
            次回は9月末・11月末の予定です。
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by wkikyoko | 2006-07-26 20:03 | 朗読勉強会「みみずく」 | Trackback | Comments(0)

わんぱく子ども福祉体験

1日目(7/26) 午前:クラフト(プレゼント作り)
          午後:障害児学童保育の子ども達と遊ぼう!
2日目(7/27) 午前:手で話そう!(手話を学ぶ)
          午後:筑穂地区の福祉施設を知ろう!  対象:小5・6年

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 毎年夏休みに行われる社協主催のこども福祉体験です。私はクラフト講師でのお手伝い。簡単にできて遊べるおもちゃを作って、障害児学童保育の子ども達にプレゼントをします。参加者は5人(小5男子1人・小5女子3人・小6女子1人)でした。

 今回みんなと作ったのは靴下のパクパク人形。足の裏に当たる所に厚紙を貼り、手にかぶせるだけで一応の形ができるので、頭の部分に綿を入れ、顔つくりを工夫していろんなパクパク人形が出来上がりです。自分で作るときも型紙なしのフリーハンドで作るので、最初子ども達は戸惑いますが、各々工夫の仕方にもこだわりがあり、個性豊かな作品が出来上がりました。

 午後から遊ぶ子ども達、気に入ってくれたかな?
 次の日も1日、楽しく福祉のこと体験してね。
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       写真は後日、社協のOさんが送ってくださったものです。
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by wkikyoko | 2006-07-26 18:30 | その他の活動 | Trackback | Comments(0)
「ギフト」西のはての年代記Ⅰ ル=グウィン:作 (河出書房新社)

 やはり気になるル=グウィンの新作ファンタジー。第1巻にあたる本書「Gifts」、第2巻「Voices」、第3巻「Pouwers」と続き、3部作の予定です。

 最初から3部作という事で書かれたからかしら?それとも私が急いで読みすぎたせいかしら?何だかちょっと物足りない読後感。何部作であっても1巻1巻が、作品として完成されていた方がいいかなぁ。見返しにある「西のはて」の地図も、3冊読み終わった時点で、「なるほど」となるものみたいだし。

 あ~、でも最近私お疲れ気味です。もう一度元気な時に読んでみます。だって世界観はル=グウィンならではだし、主人公の少年オレックの才能にも魅力を感じています。なによりも70代半ばの作者の瑞々しさが素敵です。
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by wkikyoko | 2006-07-25 21:22 | 読書(児童書・YA) | Trackback | Comments(0)

物語のもつ力

「診療室に来た赤ずきん~物語療法~」 大平健:作 (新潮文庫)

 著者は精神科のお医者さんです。診察に訪れた人たちの話を聞き、気持ちを汲み取り、悩みの原因を一緒に探り、心の治療に当たるために語られる昔話や童話の数々。物語を自分の人生に照らして聞くことによって、患者さんが自ら気づき立ち直るきっかけを掴むのだそうです。面白く読みました。読み終わって私にとっての「自分の物語」って何かしらと振り返って考えたりしています。

この本で語られるお話は‥‥
  ねむりひめ  三ねんねたろう  幸運なハンス
  食わず女房  ぐるんぱのようちえん  ももたろう
  赤ずきん  うらしまたろう  三びきのこぶた
  いっすんぼうし  つる女房  ジャックと豆の木

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by wkikyoko | 2006-07-25 14:26 | 読書(その他) | Trackback | Comments(2)