あそびをせんとや ~あそびっこ~

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本を読んだり、舞台を観たり、後は何をしようかな?実は虫好き。変なもの好き。

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ブラボー、奈良岡朋子さん!

いいづか市民劇場第304回例会
12月8日・9日 「バウンティフルへの旅」 劇団民藝 於:コスモスコモン中ホール
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 1950年代前半。都会のアパートで眠れない夜を過ごす老女、未亡人のキャリー・ワッツは、ヒューストンの小さなアパートに息子ルディとその嫁ジェシーと三人で暮らしている。いくつになってもかわいくて仕方ない息子とのやり取り。気の合わない嫁とのバトル。何につけても口やかましい嫁は、キャシーのわずかな年金さえも事由にさせない。。キャリーだって負けてはいないが、やはり老いは隠せない。都会の生活になじめず、故郷バウンティフルへの思いは募るばかりだ。「絶対に家からは出ないで」「もう二度と私達に心配は掛けないで」と、ジェシーに釘を刺されているのだが、年金の小切手を隠し通し、隙を見てバウンティフルへの旅に出る…

 故郷に向かうバスの中では、心優しい同乗者もいて、ほっとする。最初は憎憎しさしか感じなかった嫁のジェシーだけど、結婚15年目の息子夫婦には子どもはなく、病気で一時職を失っていた夫のことも心配しているし、彼女は彼女なりにつらい思いを抱えていることに思いもいたる。やっとたどり着いた故郷は、今はもうすっかり寂れてしまっていたが、キャシーはそこでもう一度自分自身を取り戻すことができた。

 本来は9月にある予定の舞台でしたが、奈良岡さんのお怪我で延期になっていました。背中も少し曲がり小さくなってしまったキャリーの、可愛さと物悲しさと芯の強さを演じる奈良岡さんに拍手喝采です。
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by wkikyoko | 2016-12-09 21:39 | その他鑑賞(舞台等) | Trackback | Comments(0)